ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


情けなく惨めな

情けなく惨めだ。
でも誰のせいでもない。


惨めな自分が作り出されてしまった。
もうこうなった今いつまでもそこにあり続けるのだ。


弱さを見せている。
今までは平気だったのに。
何が変わった。
何を手に入れた。


でも、僕の姿であることには変わりないから。
だからいつかは認めていかないといけない。
だからこそ考え抜かないといけない。


さて詩を一つ。


精神はいつも
肉体に敗北を続け
確固たる物など
存在でしかありえない


その敗北こそ
何より私を守る術
例え泣き崩れようとも
変わらず朝が来るように


加速度を増した生活の中
何を失ったかさえ不確かだけど
この感情が届いているこの日々の中
筒状の神経に全てをかけているだけ


題して「円筒形の姿」です。
それでは。