ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2017-04-25から1日間の記事一覧

瞳の愛読者は 苦悩を喜んだ 哀しい怨嗟で 光彩が映えて 君は戦死して 無罪に還った 満月が秘めた 氷菓子を遺し 泪の回遊魚は 不毛を寛いだ 空しい弱音で 結実が褪せて 僕は孤立して 詩篇に至った 海風が融けた 麻酔剤を想い 「雨の義眼」