芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
君が降らせた 真夏の粉雪に 天へと昇るは 乱暴な蜃気楼 僅かに残った 君の欠片には 嘘と紛う程に 君は存在せず 僕は血を噛み 全てが憎くて 群れる雑踏の 喧騒に耳塞ぐ 君を想う限り 失う筈が無い 夏の射光の中 面影に告げる 「融けぬ雪」
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