芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
スカートの中から 零れ落ちる詩を 拾い集める僕は ヘンゼルのようだ 小鳥たちが散じて 自動車のブレーキ 少女は気づかずに 詩を流し続ける 僕の両手は真っ赤で 穢れ果てたけど 進路は示されたから 怖いものはない スカートが揺れる 蜃気楼のように 遠くから…
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