ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2007-11-05から1日間の記事一覧

人ごみに隠れた恐ろしい大きな口が 歯を立てた僕の右足 には、どうしようもなくどうしようもなく 目を伏せきって、なおも嘔吐しないように気丈さを 息切れを起こす小さな胸に 何ともなくなんともなれるものよ、と言い聞かせ言い聞かせ 突き落としてしまいな…

貴方、に、 僕、に、 赤い、困る、 何処へ、何故、 最後は、蜃気楼 寒さ、の、 神経、の、 困る、構築す、 胸の奥の、脳髄、 最後は、蜃気楼 最後は、蜃気楼、 駆け出そう、このまま、 結末は、蜃気楼、 気付いても、泣かない、 眼球、が、 指先、が、 気丈…

その夜に 呟く 声 それはただ 僕の居所をどうにかして見つけ出そうとする貴方と 僕 見つめ触れ、抱き寄せ集め、命からがら、この星、と月 ひきつけを起こすから 起こす そして この胸の高鳴りは なんと浅ましく、しかし潔く乱れ溢れ 漸く消え 静まり 声 いず…