ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


診る朝餐で

提起を免じて

性交に謁し

陰事で歯した

 

泣く斑犀で

包涵に乗れて

厚誼を寄し

野草で攪した

 

散る妙算で

銘記を転じて

曳行に接し

神字で慰した

 

吐く軟材で

納棺に惚れて

容疑を濾し

架装で約した

 

 

「佇む分点」

佩く改善で

行使に報じて

汚習を寄し

薬種に開けた

 

領る知契で

鉄鋼に選して

名器で令し

離艦に魅した

 

書く配膳で

奉祀に高じて

余執で捺し

悪酒に妬けた

 

散る死刑で

拙稿に典して

霊鬼で瞑し

未刊に利した

 

 

「縞の幻惑」

細る創起で

殺菌を払って

野生を画し

穀倉に酔った

 

苗字の膣で

転校を銘して

連携を贅し

自信に領じた

 

唆る抛棄で

迫近を浚って

化成を訳し

浴槽に請った

 

弔辞の蜜で

綿亘を訂して

前傾を令し

離心に乗じた

 

 

「融く泥沼」

生く振起で

専心に謁して

片思を隷し

離床を秘した

 

護る回想で

校歌を沐して

盗泉を擁し

野性で貯めた

 

敷く印記で

延伸に接して

連詩を聘し

費消を利した

 

鴨る埋葬で

猛火を刻して

用箋を党し

他姓で辞めた

 

 

「痴人の術」