隔靴の粗で
王冠を告った
督視で模し
万草を足して
仁厚を利し
恋矢で贅して
月震の咳を
心窩で議した
悪果の殻で
光環を贈った
黙示で吐し
単層を増して
隣好を辞し
全姿で隷して
切診の劇を
銀貨で死した
「英雄の真」
芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
隔靴の粗で
王冠を告った
督視で模し
万草を足して
仁厚を利し
恋矢で贅して
月震の咳を
心窩で議した
悪果の殻で
光環を贈った
黙示で吐し
単層を増して
隣好を辞し
全姿で隷して
切診の劇を
銀貨で死した
「英雄の真」
校歌の獄で
外向を課され
単糸で諾し
同船は燈った
左券の薪で
門歯を蘇して
誇る農場は
南華を吐いた
号火の刻で
偕行を臥され
弾子で託し
当選は吃った
魔犬の先で
損紙を模して
遺る鳳城は
盤枷を泣いた
「無実の縁」
哀歓の神は
光時を捺せど
法帖に洩れ
迷子を発した
実気の肉で
念校を贅して
性の元資は
義眼を信じた
戒勧の網は
往事を鼓せど
妄情に惚れ
廃語を抹した
日記の軸で
前項を佞して
芸の千思は
此岸を吟じた
「シナリオ」
今日は作詩を休ませて頂きます。
再開は更新を持ってお知らせいたします。
ミナサマに好き年末、好き新年が来ますように。