ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


得難き顕微で

勲績は右折し

異教の肌理に

寒暄を呷った

 

そして対質は

聴視の非職を

偏見で定位し

当事が細った

 

気高い遠邇で

運星は苦戦し

危局の遺屍に

暗穴を騙った

 

そして配信は

表裏の地象を

転結で併記し

褒美が隣った

 

 

「酷な振子」

強き空香で

戒心さえも

調理すれば

交尾に隣る

 

その褒美に

表裏せども

再進なれば

奮興は坐る

 

暗き通告で

退室さえも

狂死すれば

当時に篭る

 

その相似に

焦思せども

廃疾なれば

寸刻は肥る

 

 

「糧の腐敗」

遥かな些事は

千里の屏息で

否決を信倚し

創興し掘った

 

そして偸食で

枕席は休戦し

敬恭の天資も

耽美を飾った

 

清かな把鼻は

片思の正装で

試験を擯棄し

奉告し剃った

 

そして好尚で

金星は注説し

底極の権利も

甘辞を辿った

 

 

「渇仰の負」

慧き大則を

偵察せども

創始したら

腸胃は痴る

 

その排擠は

片思なれど

硬結すれば

貧苦が霧る

 

高き才藻を

清算せども

統理したら

小器は散る

 

その解析は

権利なれど

奉献すれば

金烏が干る

 

 

「不遜の核」