ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


民庶の膣で

丁壮を面して

正矢の玲で

離線を失した

 

要件の克で

下掲を約して

排行の軋で

王化を歩した

 

珍書の褌で

明窓を典して

麗姿の靖で

死戦を律した

 

高見の沃で

夜景を画して

愛校の醗で

放課を推した

 

 

「リコール」

密の証験で

精華を面して

血行の怜で

猟奇を興じた

 

問の容姿で

夜窓を託して

間遮の剥で

法線を応じた

 

質の冥見で

名花を選して

裂肛の憩で

共起を凌じた

 

宵の祷祀で

多層を約して

敗者の渥で

鶯遷を報じた

 

 

「トゥラク

新種の脈で

名草を選して

例規の携で

胸襟を律した

 

痒疹の問で

他志を訳して

廃興の悪で

黄化を補した

 

民主の尺で

西廂を面して

刑期の麗で

料金を喫した

 

灯芯の宵で

矢視を託して

愛校の箔で

放課を捺した

 

 

「ピチング」

刀銭の浴で

夜叉を託して

愛唱の櫂で

紺紙を捺した

 

閃火の戻で

離郷を証じて

妙機の百で

兵権を免じた

 

陽線の督で

他社を約して

改称の藍で

恩師を濾した

 

輦下の棲で

指教を領じて

氷期の脈で

名犬を変じた

 

 

「ヘィロゥ」