ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


獏の半生は

芳辰を忘じて

冬芽に動じ

大凶を託した

 

下乗の席で

神我を吟じて

字間を供し

権威を絶した

 

箔の万世は

亡心を焙じて

童画に投じ

胎教を諾した

 

施錠の劇で

銀河を信じて

機関を状し

善意を結した

 

 

「高級の瞼」

遠き王冠は

哀歌を託して

慢渉を欠き

混在を模した

 

想起の洞は

薄倖を浚って

眼疾を題し

同仁で伍した

 

多き盗汗は

大火を握して

感衝を蒔き

問罪を濾した

 

宝器の空は

作興を祓って

暖室を害し

拷訊で度した

 

 

「覆る血肉」

頌歌を状し

前項を征して

往信の鳥は

太始を握した

 

乃至の旗で

宝鑑は残って

顕賞の黥で

銀貨を期した

 

情火を抄し

千行は贅して

蕩心の檻は

哀詩を託した

 

稗史の鉈で

納竿を誇って

現象の刑で

槿花を艤した

 

 

「フォール」

君の未進は

明記を刑して

散光を圧し

横禍を沿った

 

変化を敵し

致傷を表して

毒の紡機は

万感を諾した

 

耳の帰心は

継起を銘して

暗香を撒し

挿架を追った

 

添加を僻し

卑称を寵して

僕の動悸は

断簡を縛した

 

 

「名残の基」

悪趣の鳩は

奉饌を捺して

存置に剋し

緘口を刺した

 

土壌を勒し

乱視は脱化し

探検の学で

拷器を吐した

 

拍手の痕は

鏖戦を歩して

根治に即し

鑽孔を科した

 

路上を毒し

弾子は落果し

眼瞼の宅で

投棄を護した

 

 

「暴君の掟」

高校を弄し

来観し姦せど

肝識の翅は

奉祀を吐した

 

因子の縞は

戦旗を演じて

前線の芸を

自傷し擬した

 

労功を寇し

回環し濫せど

範式の種は

透視を歩した

 

新紙の今は

怨鬼を煎じて

言栓の税を

偽証し辞した

 

 

「適応の窓」

吉凶の水は

名詞を敬して

配信に濫し

廊下を報じた

 

装花を臆し

哀歓で策せば

梃の念死で

人情を陳じた

 

密教の傷は

経伺を銘して

来診に叛し

蜂窩を老じた

 

横禍を則し

彩管で握せば

猫の天資で

枕上を任じた

 

 

「欝の風骨」